AED販売事業部の小林です。
私の都合で、記事を投稿するのが最後となりました。
今回は私が一番伝えたかったことを書きたいと思います。
AED(自動体外式除細動器)を販売する立場に立って気づいたことは、
私たちはもっと自分にも救える命があることを自覚すべきということです。
目の前の人が倒れた場合、今のあなたはどういう対応をとりますか?
もちろん、人によって差はあると思いますが、119番に連絡して、助けを待つ、
もしくは周りの人に任せたりするのではないですか?周りに人がいなかったらどうしますか?
少し厳しい言い方になりましたが、2013年12月20日の記事「救急隊に引き継ぐまで!」で
紹介した”救命の連鎖”において、私たち非医療従事者には一次救命という役割があります。
適切な一次救命(CPR、AEDの使用)を行い、二次救命(救急隊や病院での処置)に引き継ぐことで、
傷病者の救命率は高くなります。
CPR:心肺蘇生法
お近くの消防署では適切なCPR(胸骨圧迫、人工呼吸)のやり方、AEDの使用方法を教えてくれます。
ぜひとも救命講習に積極的に参加して優秀なバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)を目指しませんか?
救命講習で得られた知識、技能はきっとあなたの役に立つはずです!
最後に、私もこの仕事に携わる前、救急現場に居合わせた場合、
周りの人に任せてしまう側だったかもしれません。でも今は違います。
私たち一人一人が意識を変えるだけで、互いが助け合う社会は築いていけるはずです。
すぐに救命講習に参加できないよという方はAEDの場所だけでも意識してみませんか?
緊急事態の場合に、AEDをすぐに手配できるだけでも、大きな助けになるでしょう!