小児に対しての応急手当て

担当の佐藤です。

本日は小児に対しての救命処置についてご紹介します。
小児とは6歳未満の子供のことで、大人と比べ体が小さいので
胸骨圧迫の方法に違いがあります。

小児に対して胸骨圧迫を行う場合に、力を入れすぎないように
片手で胸の中央を圧迫します。圧迫の深さは体の1/3が沈むくらいです。
胸骨圧迫のペースは大人と同じ1分間に100回のペースで行って下さい。

人工呼吸は、大人と比べ体が小さいので、
息を吹き込む量を少なくすることを心がけてください。
胸骨圧迫と人工呼吸の回数は大人と同じ30:2で行ってください。

AEDの使用については、AEDによっては小児用の電極パッドや小児用モードがあるので、
そちらの使用をお願いします。弊社のAED NF1200 の場合には、以下の電極パッドを使用します。

小児用パッド (2)

また、小児に対して成人用電極パッドやモードを使用しても問題ないので、
小児用電極パッドなどがない場合にもAEDの使用をお願いします。

小児は成人と比べ、体が小さいので力加減に気をつけるようにしてください。

Published On: 2013年11月15日Categories: AED事業部

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