こんにちは。長野県生まれなのに寒さに弱い男、AEDアドバイザーの清水です。
砂防堰堤って知っていますか?私は知りませんでした。読み方さえ分かりませんでしたが、
砂防堰堤(さぼうえんてい)と読むそうです。
砂防堰堤とはこんな施設です。土砂崩れや土石流を防ぐために、多くは川の上流に作られ、下流の民家や人を守ります。
すごいですね。実物はかなり大きく感じます。
この砂防堰堤の工事説明・現場見学会がつくば市、茨城県土浦土木事務所、土木・建築工事を行っている
東亜工業株式会社が主催となって開催され、筑波小学校近辺で工事が行われている事から、
5年生の授業の一環としても行われました。
校内で行う工事説明の1部と、現場見学の2部構成です。
この2部現場見学会で、AEDの説明を生徒さんにして欲しい。との事で弊社が参加してきました。
公共工事の目的や防災対策を学ぶ1部の様子です。教室で行われ、工事の目的や砂防堰堤の必要性から始まり、
災害予防、山や崖などの斜面での危険性、土石流の防災対策などなど、かなり具体的を、
生徒さんたちは真剣に聞いておりました。
休憩を挟んで、いよいよ現場見学です。
地元の消防署、消防団の方、近隣住民の方なども参加しておられました。
ヘルメットをお借りして、出発です。
山道を登って、砂防堰堤の上まで行きます。
まだまだ登ります。(この辺りまでは元気でした。)
筑波小学校のOBの方から、「この辺は猪がでるぞ。」と結構びっくりするお話を聞きながら
さらに登ります。
砂防堰堤の上に到着し、生徒さんと一緒に説明を受けました。
生徒さんからは、多くの質問が出ていました。その質問につくば市や業者の方が
丁寧に回答されていて、非常に分かりやすかった印象を受けました。
現場事務所に戻り、測量の体験の後(ちゃっかり清水もやらせていただきました)
そして、いよいよ、弊社の出番です。
「作業している方のいざと言う時に備えてAEDを~」
「皆さんの学校にもAEDがあると思いますが、AEDの使い方は大きく分けて2種類で~」
「あちらの現場事務所にAEDがありますので~」
などなど、喋らせていただきました。(緊張しました)
時間が押している中、お時間をいただきました。ありがとうございます!
AEDを使うような事態が起きない事が一番望ましいことですが、いざと言う時には
まず119番通報と、AEDを使う。この二つを覚えていただけたら嬉しいです。
私のパートは終わり、この後も工事に関する質問が、生徒さんからぞくぞくと出てきまして、
工事の騒音対策についてなど、かなり突っ込んだ質問もありました。
そして、校長先生のあいさつで見学会が終了しました。
弊社には、建設業のお客様や、建築・土木業のお客様は非常に多いのですが、現場を拝見させていただく機会は
中々なく、貴重な体験をさせていただきました。
東亜工業株式会社の皆様、筑波小学校の皆様、つくば市・土木事務所ほか関連企業の皆様、誠にありがとうございました。
東亜工業株式会社、筑波小学校に撮影許可をいただき、掲載させていただいております。