宇宙ステーションにもAED!

AED販売事業部の小林です。
AED(自動体外式除細動器)は様々な場所で見かけるようになりましたが、
実は国際宇宙ステーションにも設置されています。

宇宙飛行士たちはAEDの使い方だけでなく、胸骨圧迫(心臓マッサージ)
をはじめとするCPR(心肺蘇生法)を無重力空間で行う方法も訓練しています。

宇宙での胸骨圧迫の方法としては傷病者を上半身が乗るテーブルにベルトで固定し、
胸骨圧迫を行う人は天井まで逆立ちして天井を足場として、その反動力で行うのだそうです。
想像するだけで大変そうですね…

宇宙にもAED(イメージ)

日本の宇宙飛行士、若田光一さんは宇宙ステーションに滞在した際、
AEDのバッテリーと表示の機能が正しく表示されているか、確認をしたと言っています。
やはりAEDの日常点検は宇宙でもしっかり行われていました。

地上と大きく違うのは、AEDを傷病者の近くに持っていくのではなく、
傷病者をAEDの近くに運ぶというところでしょうか。
無重力空間では患者を運んで、適切な場所でCPRを行うほうが良いみたいです。

宇宙ステーションにAEDが設置されていることに驚きましたが、
同時にAEDがCPRにおいて欠かせないものであることを再認識できました。

将来、人間が宇宙や他の惑星に移住する頃には個人で持ち運びできるAEDができている
かも知れませんね。

Published On: 2014年1月6日Categories: AED事業部

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